RECチームの一員になってから2ヶ月しか経たないBui Thuy Vanさんは、積極的に新しい職場環境に適応するよう努めている。
熱心でまめまめしく働くVanさんは、6月の1ヶ月で積極的に採用フォーラムに参加して、16名の技術者をFPTジャパンに応募するよう説得した。さらに、上級職員3名の採用をサポートするために、支援メンバーとして多くの面接会に参加し、オファーを出した。現在、彼女はベトナム・ハノイ拠点のRECチームで重要な役割を果たしている。
1997年生まれのVanさんは、採用候補者を見つける秘訣は自分の「ネットワーク」を常に広げることだと共有した。採用候補者を説得したい人事担当者ではなく、友達の立場から状況を尋ね、相手が仕事に困っていることがないか、助けることが出来るか考えてみる。または、相手が将来的にどんな仕事をしたいか尋ねておいて、適切な採用情報が来たら直ちに紹介するというのがVanさんのやり方。
「私の話を聞いた後、考えを変えて応募することにした相手も時々いる。まずは皆さんに繋がって共有し合い、候補者自身、または彼らの友達が転職したいときが来たら、私のことを思い出して連絡してくるでしょう。以前、まだ職場を変えたくない候補者がいて、その方の奥さんに仕事を紹介したことがある。そのため、良い印象を残したので、その後相手から多くの採用候補者を紹介してもらった」と、Vanさんが話した。
90年代の女性リクルーターが強調した2番目の秘訣は、「パーソナルブランディング」であった。候補者に「印象」を与えるために、SNSに求人の投稿以外、採用業界や会社についての記事も共有するようにしている。Vanさんは、「人に役立つ情報をもたらすことで、相手に良い心証を与えたら、必要な時に相手が自分のことを思いつくでしょう」と、意見を述べた。
「大人しく見えるが、Vanさんが素早い「ハンター」スキルを有する。ネットワークを勢いよく広げて、常にすべての手法で候補者との関係を築くVanさんに強く印象を受けた」と、Vanさんの直属の上司として、Le Thi Lamさんが評価した。
FPTジャパンのリクルートチームに参加する前に、VanさんはベトナムでのIT企業で採用担当者として3年間務めていた。「運命だと思って採用業務を選んだ。人と接することが好きなので、この仕事をやりたい」と、Vanさんが共有した。