現在、FPT Japanの総従業員数の80%以上を占める約3,500名が各地のDelivery部門で勤務しています。その中で、生産部門の社員に対するケア、連携、サポートはますます多くの課題に直面しています。こうした状況を受け、FJPリソース部門はCPOとCDOの支援のもと、2025年より生産部門専用のプログラム「Workforce Business Partner(WFBP)」を導入しました。
WFBPは、社員と各機能部門を直接結びつけるモデルであり、現場で発生する課題を迅速に把握し、適時に管理層や関連部門へフィードバックすることで、適切な解決策を導き出すことを目的としています。また、WFBPを通じて、会社の方針や情報も、全社員に正確かつ満足に伝達されます。

このモデルでは、各Delivery部門に1名のWFBP担当者が配置されます。これらの担当者は、部門から選出された兼任の現職社員であり、組織文化に精通し、会社の構造や業務内容について幅広い知識を持っています。WFBPは従業員と経営層をつなぐ架け橋であるだけでなく、人事・教育・採用・リソース確保・組織文化・従業員体験などのリソース部門とも密接に連携し、人材管理とサポートの一貫性を確保します。
試験導入として10/12のVIで実施したところ、多くの好意的なフィードバックが寄せられました。WFBPが「情報の中継地点」として機能することで、マネジメント層の負担が大きく軽減され、社員一人ひとりが会社の方針や情報に自発的にアクセスする機会も増えました。また、WFBPチームからのフィードバックにより、会社は各部門の実情にあった人事施策の見直し・改善を進めています。
FJP人事部門の代表によると、このプログラムの目的は、運営効率の向上や持続可能な人材育成を叶え、全社員が「傾聴・サポート・成長の機会」を得られる幸せでプロフェッショナルな職場環境の実現にあります。
今後、FJPはWFBPモデルを全Delivery部門へ拡大し、定期的なフィードバックの仕組みを継続しながら、プログラムの質を絶えず向上させていきます。
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HanNTT|Iijima.shinya または HanhLTH17