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水曜日, 7月 2, 2025

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FPT、群馬県太田市に「FPT Gunma Mobility DX Hub」を開所 — 地域での存在感を拡大

5月13日、FPTは日本の群馬県太田市にて「FPT Gunma Mobility DX Hub」の開所式を正式に執り行いました。Mobility DX Hubの開設は、FPTが日本市場におけるテクノロジー・エコシステムをさらに拡大するための戦略的な一歩であると同時に地域におけるテクノロジー発展とデジタル人材の確保と育成にも貢献するものです。

開所式には、FPTグループCEOのグエン・ヴァン・コア氏、FSOFT会長のチュウ・ティ・タイン・ハー氏、群馬県および太田市の行政関係者、在日ベトナム大使館の代表、そして多数のパートナー企業や地元企業の方々が出席しました。
挨拶の中で、グエン・ヴァン・コア氏は「FPTは今後、特に高度なIT人材の確保と育成の面で、群馬県との連携をさらに強化していきます」と強調しました。


群馬県知事の山本一太氏は、FPTの投資決定に対し深い感謝の意を表し、「ベトナムを代表するテクノロジー企業であるFPTが、群馬県を進出先として選んでくれたことを心より歓迎します。群馬県には現在、ベトナムと深いつながりを持つ企業が多数存在し、東南アジアのこの重要なパートナー国との関係強化を重視しています」と述べました。また、「知事として、FPTがこの地で順調に発展できるよう、最大限の支援を行うことをお約束します」と力強く語りました。

開所式では、FPT経営陣、地元自治体、大使館、顧客先の企業代表らが参加し、テープカットが行われました。
FPTは現在、自動車、製造、金融などの分野で多数の日本企業と連携しており、デジタル・エコシステムの拡大に向けた投資を強化しています。太田市に新たに設置されたこのオフィスは、工場や企業が多く集まる地域に位置し、顧客との接点を深めるための拠点としての役割を担います。

FSOFT会長のチュウ・ティ・タイン・ハー氏は、「FPT Gunma Mobility DX Hubは、ベトナムと日本のテクノロジーの協業における新時代の扉を開くものであり、特にAI、自動運転、DXがあらゆる産業を再定義する中で、その重要性はますます高まっています」と語りました。

また、FJP(FPT Japan)は、20年にわたる日本での事業展開を通じて、ベトナムと日本のテクノロジーをつなぐ架け橋としての役割を確立してきました。日越関係が「包括的戦略的パートナーシップ」へと格上げされた今、「Stay hungry」の精神をもって、FPTは引き続き日本の産業と共に、持続可能なモビリティの未来を創造していきます。

イベントには、顧客先の企業であるスバルの代表も出席し、FPTとの連携強化を祝福しました。現在、FPTはスバルと共に、ベトナムと日本の両国においてデジタルトランスフォーメーションおよび電気自動車開発を推進しており、高品質なオペレーション人材の提供も行っています。

なお、開所式に先立ち、FPT CEOグエン・ヴァン・コア氏とFSOFT経営陣は、山本知事および群馬県の幹部と会談を行い、今後の協力体制について意見交換を行いました。

新オフィスは、群馬県太田市の「SS太田ビル」3階に位置し、太田駅から徒歩3分とアクセスも良好です。これはFPT Japanにとって17番目の拠点となります。オフィスは約35席を備えた開放的でモダンな設計となっており、オンライン会議用の設備を完備した8名用の会議室も設置。周辺には飲食店や便利なサービスも充実しています。

Thanh Tùng

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