4月30日の歴史的な記念日に合わせて、日本にいるFPTの社員たちは心を一つにして祖国に思いを馳せ、南部解放・国家統一50周年を祝う記念式典のパレード中継を見守りました。故郷を離れて暮らし、働いている今でも、それぞれの心の中には常に祖国への深い愛情と、民族としての誇りが息づいています。
早朝から、FJPの多くのメンバーが伝統衣装アオザイを着用し、手には赤地に金星の国旗を掲げながら、LEDスクリーンに映し出されるパレードの一瞬一瞬を見守りました。その光景はまさに感動に満ちたものであり、まるで目に見えない絆となって、遠く離れた地で暮らすベトナム人たちの心を祖国と深く結びつけているかのようでした。
イベントの冒頭では、FPT教育グループとTung Duong歌手からの感動的な贈り物であるビデオ「Cho con la nguoi Viet Nam」が上映されました。映像と心に響くメロディーは観る人々の胸に深く染みわたり、自らのルーツ、そしてベトナム人として生まれたことの誇りを改めて思い起こさせてくれました。
出張中でありながら、FJPのDo Van Khac CEOは新幹線の車内から記念式典をライブで視聴しました。彼は、故郷から何千キロも離れた場所にいても、ベトナム民族にとって重要な歴史的な瞬間を目撃できたことに、感動と誇りを感じていると語りました。
同じ想いを胸に、FJPのPham Thi Thanh Hoa COOは次のように共有しました。「私たちFPTのメンバーは、日本にいながらも常に祖国を築くという伝統を引き継ぐ使命を胸に抱いています。日々の仕事において、私たちは二つの文化と経済の架け橋となるべく努力しています。私たちの貢献はまだ小さなものかもしれませんが、私たちは忍耐と創造力の精神を持っていれば、より発展したベトナム、そしてよりつながりのある平和な世界に貢献できると信じています。」
同日、FJPではベトナムの歴史・人々・文化に関する楽しいKahootミニゲームも開催されました。会場は盛り上がりと熱気に包まれつつも、各質問がベトナムの輝かしい歴史や独自の価値観を思い起こさせ、誇りに満ちた雰囲気が漂っていました。単なるゲームにとどまらず、歴史を振り返り、ルーツを再確認し、祖国への愛を新たにする貴重な機会となりました。
FJPの社員のBui Thai Anh Thoさんは、故郷から届いた数々の映像に心を動かされたと語りました。大規模なリハーサルの様子や、再統一の地を目指して1,300km以上をバイクで走った元兵士の物語に触れ、胸が熱くなったと言います。
「今日、三田オフィスで同僚たちと共に4月30日を祝うことを、本当に幸運で、そして誇りに思います。私は、戦争を乗り越えて現在の平和を築いたベトナムという民族の一員であることを、改めて実感しました。」
