2025年第1四半期末では、FPTの連結売上高は160.58億ドンに達し、前年同期比で13.9%の増加となりました。中でも日本市場は際立った成長を遂げ、前年同期比30.4%の伸びを記録し、全体の成長を大きく牽引する存在となっています。
グループ全体の税引前利益は30.25億ドン（19.4％増）に達し、親会社株主の税引後利益は21.74億ドンで、20.9％の成長を記録しています。1株当たり利益（EPS）は1,478ドンとなり、前年同期比で20.1％の伸びを示しました。
海外ITサービス分野では、FPTは売上高81.86億ドン（17.0％増）、税引前利益13.91億ドン（24.8％増）を記録しました。主要市場はいずれもプラス成長を維持しており、特に日本市場は戦略的な位置づけをさらに強め、売上全体の伸びに最も大きく貢献しました。日本市場単体では、30.4％という力強い成長率を達成しています。
FPTは、グローバルなデジタルトランスフォーメーションにおいても確かな存在感を示しており、海外市場におけるデジタルサービスの売上高は35.79億ドンに達し、前年同期比で21.1％の成長を遂げました。中でも、クラウドやAI／データアナリティクスといった中核技術が、引き続き成長の柱として重要な役割を果たしています。
2025年第一四半期、FPTは1,000万米ドル超の大型プロジェクトを9件受注し、前年同期比で125％の増加となりました。海外ITサービス分野における新規契約総額は11.505億ドンに達し、17.2％の成長を記録しています。
これらの好調な業績、特に日本市場からの力強い成長の後押しを受け、FPTは引き続き、グローバルに展開する億ドル規模のテクノロジー企業としての確固たる地位を確立しています。
