製造業におけるデジタルトランスフォーメーションの必要性が高まる中、KDDIは中国の工場における業務プロセスを最適化するためのソリューションを模索しています。そのため、FPTと協力し、このプロセスを実現したいと考えています。
2月24日午後、大連のFPT Chinaは、KDDI大連の事業部長および責任者を含むKDDIの代表者を迎え、協業について協議しました。
KDDIは、大手ネットワークサービスプロバイダーの一つとして、中国で操業する日系製造工場を中心に、大規模な法人顧客ネットワークを保有しています。KDDIは、FPTと協力し、業務効率の向上および生産チェーンの最適化を実現するための技術ソリューションを展開したいと考えています。
協業計画によると、KDDIは顧客の紹介とネットワークインフラの設計を担当し、FPTはコンサルタントとしてエンドツーエンドのデジタルトランスフォーメーションソリューションの導入を担います。
会議では、FPT Chinaがスマート生産管理プラットフォームであるakaMesをはじめとする「Made by FPT」ソリューションを紹介し、企業のコスト最適化や生産性向上に貢献する多くの先進技術を提案しました。
協議の結果、両社は正式な協業契約の締結を予定しており、さらにFPTのデジタルトランスフォーメーション専門家を招いた詳細なワークショップを開催する計画です。これは、FPTの中国市場拡大戦略における重要な一歩であると同時に、KDDIが製造業の法人顧客にさらなる付加価値を提供することにつながると期待されています。
