10月5日から6日にかけて京都国際会議場（ICC京都）で開催されたSTSフォーラム（科学と技術の社会フォーラム）で、チュ・ティ・タイン・ハー氏は、安定した政治基盤、若い労働力、大手戦略的パートナーのおかげで、ベトナムがAIの研究開発の主要な目的地となる準備が整っていると強調しました。
今年のSTSフォーラムは、AIに関するポジティブ（Light）とネガティブ（Shadow）な側面、AIにおける倫理（Ethics in AI）、持続可能性（Sustainability）に焦点を当てた議論が行われました。FSOFTの会長と他の6人のスピーカーは、60分間のプレゼンテーションを行い、参加者に共有しました。
ハー氏によれば、ベトナムはAIの研究開発（R&D）の次の目的地、また人材育成の拠点になる準備が整っており、その魅力は安定した政治、政府からの支援政策、高い技術を持つ若い労働力、NVIDIAやMILAなどの大手企業との協力にあります。
東南アジアで最も速い成長を遂げており、AIの準備状況で世界59位にランクインしているベトナムには、3万社以上のICT企業と100万人のIT専門家がいます。
ハー氏はまた、FPTがデジタル化、グリーン化、スマート化（D-G-I）を推進するためのコミットメントを強調し、FPTが利益の5%を主にAIに対するR&Dに投資し、AIラボの設立や大学との連携を目指していることを明らかにしました。
この機会に、FSOFTの会長は、企業や社会の発展を支援するために、より多くのAIラボを構築するための国際的な協力を呼びかけました。
STSフォーラムは、日本の京都で毎年開催されるフォーラムで、科学者、政治家、ビジネスリーダーなど、さまざまな分野のリーダー間の理解と協力を促進します。今年のフォーラムは、21回目開催されて、科学技術に関連する問題、特にそれらが社会や環境に与える影響に焦点を当てています。
イベントの合間に、ハー氏とパートナーシップは、Toshiba、Muratec、Horibaなどの大手企業からの多くの顧客と交流しました。
FSOFTのAIディレクターであるグエン・スアン・フォン氏は「私たちは、多くの顧客の高級幹部と出会い、FPTのための連携と協力の機会を広げました」と述べています。
