人生には予期しない出会いがあるもので、ニンさん(NinhDT3)とクオンさん(CuongVD11)にとって、その絆はまさにそのような驚きのひとつです。FPT北海道は、彼らのキャリアを発展させる場だけでなく、お二人の愛が芽生え、永遠に結ばれた場所でもあります。
6年間の日本留学を経て、2022年末に、ニンさんはFPT名古屋事業所で営業職としての仕事を始めました。プロフェッショナルな営業マンとなり、会社に全力で貢献したいという夢を抱き、FPTが北海道事業所を発展させたいという話を聞いたとき、彼女は迷わず志願しました。慣れ親しんだ安定した中部地方での生活を辞め、「雪国」として知られ、あまり人が来たがらない北海道へ移住しました。
「以前、北海道に旅行に行ったとき、自然が豊かで、訪れた他のどの都市よりも空気が澄んでいて、とても気に入りました。会社がこの地を開拓するために北海道に人が必要としていると聞いたとき、すぐに志願を出しました。その時は、新しい土地での新しいチャンスがあることだけを考えていて、寒さも怖くなかったし、何も恐れていませんでした」とニンさんは共有しました。
北海道まで持って来たのはニンさんのこの地への愛情だけでなく、ここが自分のキャリアにとって重要なステップとなるという決意と信念です。最初の頃、北海道事業所は小さく、従業員も少なかったものの、彼女は全くひるむことはありませんでした。むしろ、ニンさんは絶え間ない努力を続け、それで自分を成長させるチャンスと捉えました。現在、北海道事業所はもっと大きく立派なオフィスに移転し、彼女はますますこの土地を愛し、ここに深く関わっていきたいという気持ちを強めています。
しかし、北海道がニンさんに与えた最も素晴らしいものは、「愛」と「小さな家族」です。彼女のFPT北海道の同僚であるクオンさんは、ニンさんの心を根気強く追い求め、ついに付き合ってもらいました。ニンさんは最初に三度も彼を断ったものの、最終的にクオンさんの真心が彼女の心を開かせました。彼らは一緒に働き、日常のかけがえのない瞬間を共に分かち合っています。
札幌は北海道の最大の都市であり、長年日本で生活してきたニンさんとクオンさんに新鮮な感覚を持って来ました。他の都市とは異なり、ここでの生活はそれほど慌ただしくありません。街並みはヨーロッパ風で、電車も混雑せず、地元の人々は外国人に親切で温かく接しています。これらすべてが、お二人にとってこの地を静かで親しみやすく、愛すべき場所に感じさせています。
彼らの恋愛で最も忘れられない瞬間は、雪が真っ白に降り積もり、札幌の気温が氷点下8度という冬の夜のことでした。家に帰る途中、札幌テレビ塔の真下で、クオンさんはニンさんにプロポーズしました。その後ろには、親しい同僚たちがこの瞬間を記録し、若いお二人に祝福を祈りました。
結婚後、ニンさんとクオンさんの生活は、ささやかな喜びに満ち溢れています。仕事が忙しくても、クオンさんは常に妻のことを気遣い、細かいところまで世話をしてくれます。ニンさんが出張に行くたびに、クオンさんは彼女の荷物を準備し、服をたたんでくれます。さんが飛行機を降りるたびに、クオンさんからの「ご飯作ったよ!早く帰ってきて一緒に食べよう!」というメッセージを読むと、心が温かくなります。そんな瞬間が、ニンさんにとって、一刻も早く家に帰り、夫婦で夕食を囲みたいと思わせるのです。
全ての愛と夢を胸に、ニンさんとクオンさんは、北海道で充実した幸せな生活を共に築いていけると信じています。彼らは、この地を自分たちの長い旅の始まりの場所として選びました。お二人は、FPT北海道がますます発展し、会社が北海道で働く人材を引き寄せるためのさらなる施策を打ち出していくことを心から願っています。