FPT Automotive（FA）のリーダートークイベント「Dare to Dream Big」は、8月2日の午後に東京の大門オフィスで開催され、FPT会長のチュオン・ザ・ビン氏、FSOFT会長のチュ・タイン・ハー氏、ならびにFAとFJPの経営幹部が参加しました。
このイベントは、FAの社員が会社のビジネス状況、戦略、行動計画について最新情報を更新する機会となりました。ビン氏はFAの使命についての共有と議論を通じて、FAが自動車製造業において重要な勢力となることを目指して設立されたと強調しました。
現在の地政学的状況が多くの変動をもたらす中で、自動車業界には強力なリーダーが必要です。それを踏まえて、彼は会社が業界の「英雄」となることを望んでいます。FPT会長は、迅速な成長を達成するために具体的な行動の重要性を強調し、持続可能性を維持することも重要であると述べました。
彼は、FAが顧客と共に歩むために3つの新しいオフィスを開設することを期待しています。急成長に加えて、FAは品質にも注力し、日本とベトナムのメンバーを組み合わせた効果的なリーダーシップチームを構築し、それぞれの強みを活用する必要があります。ビン会長によれば、FAおよびFPTグループの大きな夢を実現するためには、FAの全ての社員が向上心を持ち、自分の意見を述べることが必要です。個人一人ひとりの声に耳を傾けることが成功の鍵となります。
現在、FAには約4,500人の社員がおり、そのうち約500人は車両の機械設計およびシミュレーションサービスに従事しており、これらの作業はすべてコンピュータシステム上で設計から試験まで行われています。
FAの代表取締役社長であるグエン・ドゥック・キン氏は、ベトナムのエンジニアが非常に才能豊かであると断言しています。一方、自動車業界はソフトウェアエンジニアを非常に必要としています。今後1年間で、FAは1,000人の新しい人材を採用する必要があります。2024年から、FAはFPT大学と協力してデジタル自動車技術の専門教育を開始し、人材育成に力を入れています。
