FPTは、日本での開発プロセスにおける功績が認められ、ベトナム社会主義共和国のファム・クアン・ヒエウ大使より表彰を受けました。
11月20日午後、ファム・クアン・ヒエウ大使が東京・大門オフィスを訪問され、FPTジャパンに賞状が贈呈されました。FPTジャパンは、ベトナムと日本の経済・文化交流を促進し、両国の協力関係の発展に大きく貢献しています。
FPTジャパンのド・ヴァン・カック代表取締役は、日本におけるFPTの存在について大使に自信を持って紹介しました。2005年11月13日、東京のベトナム大使館でFPTソフトウェア・ジャパン(FPTジャパン・ホールディングスの前身)の開所式が行われました。FPTは、設立当初は数名の従業員でありましたが、現在では日本全国16の事業所・開発センターで約2,900名の従業員が働いています。
Anh Đỗ Văn Khắc (bên trái), đại diện FPT Japan nhận bằng khen từ Đại sứ Phạm Quang Hiệu. Ảnh: ĐVCC |
20年近くにわたり、FJPは、日本において先駆的な企業と認知され、両国関係の構築と促進に役割を担ってきました。同時に、FJPはベトナムと日本のソフトウェア企業数十社に影響を与え、ベトナムをIT分野における日本の戦略的パートナーにすることに貢献してきました。最近では、FPTは日越外交関係樹立50周年を記念してベトナム交響楽団との特別なコンサートを開催しました。FPT関係者と約2,800人の招待客は、日越祝祭管弦楽団とドリームオーケストラによる、世界的に有名な楽曲とベトナムの作品を楽しむことができました。
ファム・クアン・ヒエウ大使は、FPTジャパンの本社を直接訪問できたことに歓喜と名誉の声をあげました。大使は、2005年にベトナム大使館内に設立されて以来、今日に至るまでの同社急速な成長に感銘を受けました。特に、パンデミック後のますます強力な成長により、FPT Japanは正しい戦略的な方針を示しています。
Buổi lễ đón nhận bằng khen từ Đại sứ Phạm Quang Hiệu. Ảnh: ĐVCC |
この機会に、大使はFPTジャパンとFPT全体に対して3つの願いを伝えました。
一つ目は、FPTがベトナム大使館やベトナムの政府機関、企業をサポートしてくれることを期待しています。
二つ目は、両国のデジタル変革の方向で、大使はFPTが二国間協力において中心的な役割を果たし、中小企業が追随すべきリーダーであり、他の企業が追従できるような先駆的な存在であり続けることを期待しています。
三つ目は、大使はFPTが在日ベトナム人コミュニティ50万人を支援するためのさらなる活動を大使館と協力して行うことを望んでいます。
また、大使はFPTの文化、活力、そして人柄に惹かれ、若いころに自身がFPTで働きたいと思っていた想いを語りました。大使は、FPTのような会社が日本にあることを幸運に感じています。
大使にとって、初の外交活動となった栃木事務所の開所式や、FPTジャパンのイベントなどにも出席した大使は次のように語りました。「FPTのさらなる発展を祈念し、この願いが叶うことを信じています。」
Đại sứ Phạm Quang Hiệu thăm văn phòng và giao lưu với CBNV FPT Japan. Ảnh: ĐVCC |
FPTジャパンのド・ヴァン・カックCEOは、大使から賞状を受け取り、会社を代表して感謝の意を表しました。大使の提案を実行に移すことを約束し、さらに、直ちにできることを行い、最大限の努力を払うことを約束しました。
FPTジャパンは日本最大級の外資系企業です。18年間の活動において、FPTは常にベトナム大使館から支援、関心、綿密な指導を受けてきました。FPTは、2015年にベトナム大使館のウェブサイト、2019年に大阪総領事館のウェブサイト、2022年に福岡総領事館のウェブサイト、2023年7月にベトナム大使館のウェブサイトのインターフェースと構造を更新・構築する等、数多くのイベントで大使館と連携させていただいています。(https://vnembassy-jp.org/vi.)
2023年、FPTジャパンはFPTのOBで初めて1四半期で1億ドルの売上を達成し、2023年の売上を予定より1ヶ月も早く達成するという素晴らしい業績を上げました。2023年末までに、FJPの売上高は3億8270万ドル(530億円相当)に達すると予想され、日本のIT企業上位26社に匹敵する見込みです。(kyokai-search.com)。
Thanh Tùng