最近、FJP.GHCとFHM.GHSの協力で、日本国内の病院向けの新型コロナウイルス感染リスク警告システムの本番稼働が成功したFSOFTは、お客様に高く評価された。
今回のクライアントであるR.社は、スマートホームとスマートホスピタル建設ソリューションを提供することに特化した会社である。クライアントのソリューションは主に病院、デパートなどの人混みが多い建物に適用される。
品質と進歩に対する高い要求で、建物への感染リスク警告システムを構築する課題はFPTに任された。大気の温度、湿度、CO2濃度測定センサーから得た指数と地元の感染情報を組み合わせて、新型コロナウイル、結核、麻疹、インフルエンザなどの感染リスク警告を提供するこのシステムは、感染リスク回避の案内も出せると期待されている。
提案段階では、FJP.GHCとFHM.GHSは建物に導入された機器のハードウェア制限の問題を解決する方法、システムのセキュリティと過負荷に関する技術的な対策、そして導入や運用コストを明確にして販売商品の仕組みをモデル化することなど、全体的なソリューションでお客様を説得した。
今回のシステムは、センサー用の組み込みシステムの設計、センサーから情報を収集するためのIoT技術とAWS上のクラウドコンピューティングの組み合わせ、機器を自動的に制御し、ユーザーのデバイスに通知を送信する機能、ユーザーが情報を検索してアラートを受信するのに便利なモバイルアプリケーションの開発など、さまざまな技術に基づいて開発された。
本プロジェクトはR.社の初めての外部発注で、FSOFTとの協力も初回である。そのため、要件定義から設計、コーディング、テスト、AMSサービス連携、本番稼働後の建物へのシステム導入までのフルライフサイクルプロジェクトを提案したFSOFTにより深い印象を受けた。
プロジェクトPMであるNguyen Trung Thanhさんが、「最初の課題は、センサーとネットワークポートをすべて日本で購入し、ベトナムに送るのに少なくとも1ヶ月はかかるということだった。開発スケジュールは旧正月休みを挟んでいたので、荷物を送る期間が入ったら、納期に間に合わない可能性がとても高い。これは、お客様の経営状況に大きな影響を与えるはずだ」と、述べた。
その課題を解決するため、プロジェクトチームは早速にVIとオフショアの役割分担をした。FJP.GHCはお客様と相談し、要件分析と共にデバイステストを行うこと、オフショア側はデバイスがベトナムに届く待ち時間を利用して、センサーとネットワークポートのシミュレーションを作って開発に着手することを振り分けた。納期に間に合えるように、チームは週末も旧正月も休まなく働いた。
約5ヶ月以上にわたり、本プロジェクトはデモに成功し、お客様から高く評価された。計画通りに進んでシステムを正式に本番稼働し、2021/6末に日本の3つの病院でパイロット運用を行い、その後一連の他の病院に展開する予定がある。
本プロジェクトはお客様の信頼を獲得したカギであるだけでなく、どんなに難しい状況であっても、VIとオフショアとの協力と団結があれば、案件を成功させFSOFTが一流テクノロジー企業になるための大きな発展に導ける証明の一つでもある。