FPTジャパン大阪支店の社員であるNguyen Thu Hienさんが、在日ベトナム大使のPham Quang Hieu氏から、2023年に日本のベトナム人コミュニティへの多大な貢献に対して賞状を授与されました。
授与式は6月9日に在日ベトナム大使館で行われました。式典には、ベトナム祖国戦線中央委員会(UBTW MTTQ)の副委員長であるNguyen Huu Dung氏、在日ベトナム大使のPham Quang Hieu氏、そして日本のベトナム人協会の代表者が出席しました。ベトナム大使は16の団体と35人の個人に賞状を授与することを決定しました。
Pham Quang Hieu大使は、この授与式が2023年においてベトナム人コミュニティの発展と結束に尽力した積極的な団体や個人を称えるための式であることを強調しました。大使は、授与された団体や個人の絶え間ない努力が、強固で団結したベトナム人コミュニティを構築するだけでなく、ベトナムと日本の良好な関係の構築にも寄与していると断言しました。
大使は、在日ベトナム人コミュニティが今後も団結、創造性、責任感を発揮し、コミュニティに貢献し続け、日本におけるベトナム人コミュニティがますます発展し強固になることを期待しています。
2014年、Hienさんは大学の友人と共に、海外にいるベトナムの子どもたちが母国語で流暢にコミュニケーションできるよう、ベトナム語を含む6カ国語を子どもたちに教えるソフトウェア「モンキージュニア」を開発しました。このソフトウェアは多くの国際的な賞を受賞し、VTV4によって海外に住む小さな子供を持つ家庭に向けてに紹介されました。
2021年、Hienさんは11,000人のメンバーを持つ「Tieng Nhat cho BrSE」コミュニティを設立しました。このコミュニティは、日本で働くITエンジニアが日本語のスキル、特に専門用語の日本語力を向上させるための支援を行っています。
2022年から2024年にかけて、Hienさんは多くのコミュニティで講演し、日本でベトナム人女性を支援する非営利団体と協力し、そしてベトナムの大学と提携して情報技術分野の学生にキャリアガイダンスを行っています。