9月7日、FPTジャパン(FJP)と希望基金(Quỹ Hy vọng)は、ナー・ロック(Nà Lốc)の児童向けに新しい給食用の調理施設を竣工した。これにより、13年間使用されてきたトタン囲いの旧施設を置き換える。
ナー・ロック分校は、ソンラ省ムオンラム(Mường Lầm)社の「Đứa Mòn民族寄宿制小中学校」に属する。これまで児童の寄宿給食は、2013年に設置されたトタン囲いの調理場で作られていたが、老朽化が進んでいた。

FJPと希望基金は、児童が安全に寄宿生活を送れるよう、5億ドンを支援し、新しい調理施設を建設するとともに、既存の校舎棟を食堂へ改修した。グエン・コック・トゥー校長は、本事業により寄宿生活の安全性が高まり、調理担当者の作業スペースが確保され、児童の座席も広くなったと述べた。
竣工式でムオンラム社人民委員会のドー・アイン・ズン副主席は、本事業が少数民族地域の児童に対する支援団体の責任を示すものだと述べた。FJPのサステナビリティ推進部門責任者であるキムラ・カツヒサ氏は、本プロジェクトを通じて、児童が十分に食事をとり、安心して学べる環境づくりに貢献したいとした。「私たちは仕事だけでなく、地域社会と未来の世代に価値をもたらす活動を通じてもつながりたい」と同氏は話した。
この機会に、「FPT社員によるコミュニティ基金(Quỹ Người FPT vì cộng đồng)」は、学校へパソコン5台、65インチテレビ1台、ポータブルスピーカー1台、浄水器2台に加え、学用品・菓子・牛乳など200セット超の贈り物を寄贈した。ナー・ロックの児童も、基金および支援者の代表へ贈り物を用意した。
なおFJPは2025年末、国際NGOワールド・ビジョン(World Vision)と覚書(MOU)を締結し、ディエンビエン省シンチャイ(Sín Chải)社で「Bếp Xanh – Sống Lành」プロジェクトを協力して実施している。同プロジェクトは、約9,520米ドル規模で同社の200世帯を支援し、1,000人超が改良型かまどの導入を通じて室内空気汚染の低減、健康改善、温室効果ガス排出の削減につながることを目指す。
