多くの協力の機会を開き、新たなプロジェクトを持ち帰り、プロジェクト人員数を増やすなど、チュー・ティ・タイン・ハー(ChuThi Thanh Ha)会長と扶桑国の大手のお客様との会合により多くの成果が生まれました。
過去1か月の間、ハー会長は40社近くの大手のお客様と会合し、新型コロナウイルス感染拡大が続く状況の中、協力の機会について話し合いました。このように日本で3か月余りの間、業務に従事する中で、FPTソフトウェア会長は合計80社のお客様と会議を行ってきました。ハー会長は、記録的に長期の出張により、お客様への接し方からお客様のご意見の受け取り方に至るまで、興味深い経験を得ることができたと言います。以前は、お客様とお会いしてソリューションやテクノロジーのデモをお見せしたり、リソースについて紹介していたとすれば、現在、新たな状況下で、FPTは現在のお客様の問題に照準を合わせ、お客様とともに歩んで行きます。
ここで、ハー会長は次の3つの内容を強調しました。1つ目は「ハートシェア」で次のことを意味します。心を一つにして団結し、好ましい状況であろうと困難な状況であろうと、すべての困難を克服します。2つ目は「マインドシェア」で、お互いの強みを活かし、最適な組み合わせを作り出すことで競争力を高めます。3つ目は「ビジネスシェア」で、「本当のビジネスパートナーとしてともに新たなビジネスと市場を開拓しよう」というメッセージが込められています。このコンテンツは、日本企業の信頼できるパートナーの典型的な例として、日本を代表する電子新聞の1つである日経BPに掲載されました。「日本人はまごころを非常に大切にし、製造からビジネスまでまごころがすべての源であると考えています。したがって、彼らに寄り添い、心を込めて話をすることで、お客様は感銘を受け、FPT・FPTソフトウェアと協力できればという希望を示してくださいました。」とハー会長は言います。会合後にはすべてのお客様がFPTソフトウェアに感謝のメールを送付してくださいました。
中には、ベトナム語でメールをお送りくださった大手のお客様もおり、新たな仲間であるFPTに信頼の念を示してくださいました。これにより、FPTソフトウェア・FJPは新しい契約やプロジェクトを持ち帰り、スタッフの人数が1.5倍に増えたプロジェクトもありました。FPTソフトウェア会長は、会合の長さは30分や45分しかないものもありましたが、すべての会合で肯定的な成果が得られたと言います。お客様にお会いする前、ハー会長は実に周到に準備しました。以前から実施しているプロジェクト、可能性のあるチャンスについて調べておくだけではなく、事前にお客様に話す内容も準備しておきます。そればかりか、お客様やパートナーに会う前に現地に住む社員と会って、日本の文化より深く理解できるよう努めました。
ハー会長の日本への出張は2020年11月から始まりました。新型コロナの影響により、予定されていた2ヶ月より長く、3か月あまりに及びました。しかし、ハー会長は、この記録的に長期の出張は、日本企業が新年の計画を立案する時期に入ろうとする、まさに「ちょうどよい時期」であったと述べました。また、新型コロナ感染拡大のため、2020年の年初からはほぼ全ての企業が外国の企業との経営層など幹部との会合を行っていません。